第21回「洗面室をデザインする」
今回は「洗面室」について考えてみます。
みなさんにとって、洗面室はどんな空間ですか?
手洗い、歯磨きをして顔を洗う空間?
お化粧や髪の毛のセットをする空間?
洗面室は色々なことができる多機能な空間と言えると思います。
洗面室の多くは浴室と併設され、お風呂に入る際の脱衣所になります。
その場合、服を脱いでそのまま入れることが出来るため、
洗濯機は洗面室に設置される家がほとんどだと思います。
それでは「洗面室にトイレが設置されている」間取りはどうでしょう?
洗面所とトイレが同じ空間にある間取りは海外では比較的多く、
バスルームやシャワールームも一体になっていることも少なくありません。
日本の住宅ではトイレが個室になっている間取りが一般的で、
洗面所とトイレが一緒の間取りは集合住宅やホテルなどで見かけることがある程度です。
近年は、洗面所とトイレが同じ空間にある家を建てる人が増えています。
トイレと洗面所を一緒にするにはメリットとデメリットは様々ですが、
もっとも大きなメリットは水回りをコンパクトに出来るということです。
壁の厚みやトイレと洗面所の動線が消え、トイレと洗面所それぞれの床面積が
集約されるため広々とした空間になるでしょう。
デメリットとしては誰かが洗面室を使っていれば他の人はトイレを使うことは
できなくなってしまう事でしょうか?
洗面室はいろいろな場面で兼用されるため、曖昧な空間です。
洗面室をいかに上手く家族と共有するか?
どの様な使い方をイメージするか?
計画をする上で、一つポイントになると言えます。
そこで、併せて考えるといいのが「洗濯機置き場」。
洗濯機をどこに設置するかを考え、生活動線をイメージすることです。
例えば思い切って「脱衣・洗濯室」を計画してみてはいかがでしょう?
服を脱ぐ、洗濯機、アイロン台、服の収納棚、そして天井から物干し竿!
洗濯をして、干して、畳んで仕舞う。そしてまた新しい服に着替える。
洗濯物のルーティーンが簡単になりました。
この様に「脱衣・洗濯室」を別に設けた場合、洗面室の可能性も広がります。
まさに洗面室のデザイン!
洗面台を広くしてエステ・スペースにしたり、トイレを併設して広く使ったり。
洗面室に洗濯機を設置することは多いかと思いますが、あえて洗濯機を切り離して考えてみては?
洗濯機を置く場所を中心に考えた生活導線、ご家族のライフスタイルに合わせてどんな洗面室にするか!?
世界で一つの洗面室をデザインするのも面白いかもしれませんね。
私たち空間×工務店ではお客様のご希望に応じて様々な空間を創造することが可能です!
ぜひ皆さまの理想の空間をお教えくださいね♪
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