第35回「群馬の家の防犯対策」

皆様、こんにちは。
特に都市部など人口の多い場所では、住宅への不法侵入や空き巣被害が増加していると言われています。群馬県は比較的のどかな地域ですが、一戸建て住宅が多いため、しっかりとした防犯対策を行うことが大切です。今回は、群馬の住宅に適した防犯対策についてご紹介します。
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1. 侵入防止の基本原則
泥棒は必ずと言っていいほど下見をするため、「狙わせない」「侵入させない」ための4原則を押さえておくことが重要です。
1.目(人の目につく環境を作る)
2.光(明るく照らし、不審者を目立たせる)
3.音(警報音や防犯砂利で威嚇する)
4.時間(侵入に5分以上かかるようにする)
泥棒の多くは、5分以上侵入に時間がかかると約7割が諦めると言われています。これらを意識した対策が、防犯の大きな鍵となります。
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2. 侵入者が嫌がる環境をつくる
•庭の整備:植木や塀が生い茂ると死角ができ、不審者が隠れやすくなります。見通しの良いフェンスを設置しましょう。
•防犯砂利の活用:踏むと音が鳴る防犯砂利を敷くことで、不審者が警戒します。
•センサーライトの設置:夜間の侵入を防ぐため、人感センサー付きのライトを玄関や庭に設置すると効果的です。
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3. 窓と玄関の防犯を強化
侵入窃盗の手口として多いのが「窓」や「玄関」からの侵入です。
•窓の防犯対策
○サッシの枠に補助鍵を取り付け、二重ロックにする。
○窓ガラスに防犯フィルムを貼り、割れにくくする。
○防犯ガラスを採用し、ガラスを割っての侵入を防ぐ。
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○シャッターや雨戸を活用し、物理的に侵入を防ぐ。
•玄関の防犯対策
○ピッキングに強いディンプルキーや電子錠を採用する。
○二重ロックを設置し、開錠に時間がかかるようにする。
○見通しの良い玄関周りを維持し、不審者が隠れられない環境を作る。
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4. 家を建てる前から防犯を意識する
防犯対策は家を建てた後に追加することも可能ですが、最初から考慮しておくとより効果的です。
•土地選び:公園の近くや袋小路など、死角が多い場所は注意。
•窓の配置:侵入しやすい場所に窓を設置しないように計画する。
•フェンスの選択:格子が細かく縦に走っているものを選ぶと、よじ登りにくくなります。
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5. スマート防犯の導入
近年では、スマートホーム技術を活用した防犯対策も増えています。
•防犯カメラ:スマホでリアルタイム監視ができる防犯カメラを設置。
•スマートロック:遠隔操作が可能な鍵を導入し、不在時でも安全管理。
•警報システム:異常を検知するとアラームが鳴るシステムを導入。
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群馬で安心して暮らすためには、住宅の防犯対策をしっかりと行うことが大切です。「侵入しにくい環境をつくる」「窓や玄関の強化」「地域のつながりを活用」「最新の防犯技術を導入する」など、できることから始めてみましょう。少しの工夫で、家族の安全を守ることができます。
当社では、住宅の設計段階から防犯対策を考慮したプランをご提案しています。安心して暮らせる住まいづくりについて、お気軽にご相談ください。
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第34回「浮かせる収納で快適生活」

皆さん、こんにちは。
4月も半ばを迎え、暖かな陽気とともに、新緑が美しい季節となりました。
新生活が始まり、住まいについて見直してみようと考えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、収納方法の一つとして注目されている「浮かせる収納」について、
そのメリットをお伝えしたいと思います。

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浮かせる収納とは?
浮かせる収納とは、棚やフックなどを壁面に取り付け、床から離して物を収納する方法です。家具を直接床に置かないことで、空間を有効活用し、すっきりとした印象になります。
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水回りのぬめり防止
水回りでは湿気によりカビやぬめりが発生しやすく、掃除が大変です。浮かせる収納を採用すると、通気性が向上し、水がたまりにくくなるため、カビやぬめりの発生を抑えられます。さらに、掃除もしやすくなり、衛生的な環境を保つことができます。
(具体例としては、歯磨き粉、歯ブラシ、キッチンスポンジ、シャンプー類、風呂用具などがあります。)
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リビングの掃除のしやすさ
リビングのソファやテレビ台などの大型家具は、床に直接置くと下にホコリがたまりやすくなります。浮かせる収納を採用すると、床面が広がり、掃除機やモップが家具の下まで届きやすくなり、日常の掃除が効率的になります。また、床に物が少ないと視覚的に広く感じられ、開放感のある空間を演出できます。
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その他のメリット
浮かせる収納には、他にも以下のようなメリットがあります。
•安全性の向上:小さなお子様やペットがいるご家庭では、床に物を置かないことで、つまずきや誤飲のリスクを減らせます。
•デザイン性の向上:壁面を活用した収納は、インテリアの一部としてデザイン性を高めることができます。お気に入りの雑貨や植物をディスプレイすることで、気分も上がりますよね。
•スペースの有効活用:限られた空間でも、壁面を活用することで収納力がアップします。
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導入時の注意点
浮かせる収納を導入する際には、以下の点に注意しましょう。
•壁の強度確認:収納する物の重量に耐えられる壁の強度を確認し、適切な金具や補強を行うことが重要です。
•配置のバランス:収納物の配置や高さを考慮し、使いやすさと見た目のバランスを取ることが大切です。
•メンテナンスのしやすさ:取り外しや掃除がしやすい設計にすることで、長く快適に使用できます。
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浮かせる収納は、機能性とデザイン性を兼ね備えた魅力的な収納方法です。
ぜひ、皆さんの住まいにも取り入れて、快適で美しい空間づくりを目指してみてはいかがでしょうか。
当社では、お客様のライフスタイルに合わせた収納プランのご提案を行っております。ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

第33回「花粉シーズンを快適に過ごすための住まいの工夫」

皆様、こんにちは。

現在、花粉の飛散がピークを迎え、くしゃみや鼻水、目のかゆみに悩まされている方も多いのではないでしょうか。
特に今年は花粉の飛散量が多く、例年以上に対策が欠かせません。
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そこで今回は、住宅会社の視点から、家の中で花粉を減らし、少しでも快適に過ごすためのポイントをご紹介します。
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玄関で花粉をブロック!
玄関は外から持ち込む花粉の侵入口です。以下の対策で、家の中に花粉を持ち込まない工夫をしましょう。
•玄関で上着を脱ぐ:コートやジャケットには花粉が付着しやすいため、玄関で脱いでおくと室内への持ち込みを防げます。
•花粉キャッチマットを活用:玄関マットは目の細かい素材のものを選ぶと、靴についた花粉を効果的にキャッチできます。
•手洗いスペースを設置:玄関近くに手洗いスペースがあれば、帰宅後すぐに顔や手を洗い、花粉を落とすことができます。

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窓の開け方に注意して換気する
花粉の飛散が多い時間帯(10時〜15時)は換気を避けるのがポイントです。
•窓を少しだけ開ける:全開にせず、10cm程度の開閉にすると、花粉の侵入を抑えつつ換気ができます。
•対角線上の窓を開放:空気の流れを作り、短時間で効率よく換気しましょう。
•花粉カット機能付きの網戸を活用:網戸の目が細かいタイプを使用すると、花粉の侵入を防ぎやすくなります。

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室内の空気環境を整える
花粉が室内に入り込んだ場合でも、空気環境を整えることで快適に過ごすことができます。
•加湿器を活用:花粉は湿度が高い環境では舞いにくくなるため、適度な湿度(40〜60%)を保つことが重要です。
•空気清浄機を設置:HEPAフィルター搭載の空気清浄機を使用すると、花粉を効率よく除去できます。

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窓まわりの工夫で花粉をカット!
花粉は窓から入りやすいため、窓の種類やカーテンの選び方も重要です。
•縦すべり窓を採用:開閉幅が狭く、花粉が入りにくい構造です。
•グリーンカーテンの活用:植物を窓の外に配置することで、花粉の侵入を自然に防ぐことができます。
•防汚加工&帯電防止加工のカーテンを使用:花粉がつきにくく、お手入れも簡単です。

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室内干しでも快適な洗濯スペース
外干しは花粉が付着しやすいため、花粉シーズンは室内干しがおすすめです。住宅の計画段階から室内干しスペースを確保しておくことで、より快適に洗濯ができます。
•ランドリールームを設計:専用の室内干しスペースを確保すると、効率よく洗濯物を乾かせます。
•浴室乾燥機や除湿機を併用:湿気対策をしながら効率よく乾燥させましょう。
•ホスクリーンなどの室内物干し設備を活用:使わないときは収納できるため、スペースを有効活用できます。

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花粉対策を意識した住まいの工夫で、家の中を快適に保つことができます。
玄関での花粉ブロック、換気の方法、空気環境の整え方、窓まわりの対策、室内干しの工夫を取り入れることで、花粉の侵入を最小限に抑えられます。
当社では、花粉対策を考慮した住宅づくりのご相談も承っております。快適な住まいづくりのために、ぜひお気軽にご相談ください。

第32回「春を迎える前に風水で住まいを整えてみませんか」

みなさんは、風水を意識したことはありますか?
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新生活が始まることの多い春を迎える前に、家の中を見直してみるのも良いかもしれませんね。
風水の知恵を取り入れることで、間取りや家具の配置を少し工夫するだけで、運気がアップすると言われています。
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今回は、家づくりやリフォームを考えている方にも役立つ、
風水の基本ポイントをご紹介します。
1. 玄関は「気」の入り口
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玄関は良い運気を迎え入れるために最も大切な場所です。
・明るく清潔に保つ
玄関が暗かったり散らかっていると、良い「気」が入りにくくなります。毎日こまめに掃除し、照明を明るくすることがポイントです。

2. リビングは家族の絆を深める空間
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リビングは家族が集まり、エネルギーを育む特別な場所です。
・ソファや椅子の配置を工夫
入口に背を向けない配置にすることで、家族の会話が自然と弾みます。
・観葉植物を取り入れる
癒し効果があり、リラックスできる空間づくりにおすすめです。

3. キッチンは繁栄を象徴する場所
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キッチンは家庭の財運に関わる重要な場所です。
・清潔を保つ
毎日シンクやコンロをきれいにし、不要なものは片付けてスッキリさせましょう。
・赤や黄色のアイテムを活用
赤は活力、黄色は金運を象徴します。小物や雑貨で色を取り入れてみてください。

4. 寝室は心身の健康と運気を左右する空間
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寝室は休息だけでなく、運気にも影響を与える場所です。
・ベッドの配置を見直す
壁に寄せて頭側をしっかり支えることで、安心感が増し、ぐっすり眠れます。
・リネン類を新調
シーツやカーテンを新しくすると気分がリフレッシュし、新しい運気も取り込めます。

5. 新築やリフォームを考えている方へ
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自然光がたっぷり入る窓や風通しの良い間取りを意識すると、家全体のエネルギーが高まります。
また、十分な収納スペースを確保して、整理整頓がしやすい住まいを目指しましょう。
風水を取り入れた住まいで、家族みんなが笑顔で快適に過ごせる一年をスタートしませんか?
住まいづくりやリフォームについてのご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

第31回「家電の寿命と計画的な買い替え資金の重要性」

新年明けましておめでとうございます!本年も住まいについてのお役に立てる情報を
お届けしますので、どうぞよろしくお願いいたします!

今回は「家電の寿命と計画的な買い換えのすすめ」についてお話します。
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新築への引っ越しを機に、家電を新調したり買い替えたりする方は多いですよね。
しかし、家電には寿命があり、約10年を目安に買い替えが必要となることをご存じでしょうか?

以下は、主要な家電の平均的な価格と寿命の目安です。
家電 平均価格 (円) 寿命の目安
冷蔵庫 30,000~200,000 約10~15年
洗濯機 30,000~150,000 約8~12年
食洗機 40,000~150,000 約9~12年
エアコン 50,000~200,000 約10~15年
電子レンジ 10,000~50,000 約7~10年
掃除機 10,000~100,000 約8~12年
テレビ 30,000~300,000以上 約8~10年
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これらの家電を同時期に揃えた場合、10年後には約70万円以上の買い替え費用が
必要になる可能性があります。
そのため、新居に家電を一括で購入された方には、月々5,000円程度を家電の買い替え資金として積み立てておくことをおすすめします。
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家電を長持ちさせるポイント
家電の寿命は使用環境やメンテナンス次第で延ばすことができます。以下の方法を取り入れてみてください

1.定期的な清掃を心がける
日頃使用する冷蔵庫のフィルターやエアコンのフィルターを清掃するだけで効率が向上して、その分寿命も長くなります。
2.過剰な使用を避ける
洗濯機や電子レンジは、連続で使いすぎると負荷がかかり、故障の原因になります。適切な休憩時間を挟むことを心がけましょう。
3.取扱説明書を参考に適切に使用する
冷蔵庫を壁から少し離して設置することで放熱効果が向上したり、エアコンの設定温度を適切に保つことで余計な負担を軽減したりできます。
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買い替えのタイミングを逃さないために
家電の寿命が近づくと、以下のようなサインが現れることがあります:
•電気代が急に増加:冷蔵庫やエアコンが効率低下している可能性があります。
•動作音が大きくなる:モーターやコンプレッサーの故障が考えられます。
•操作性の低下や機能の不具合:使用頻度に応じて劣化しているかもしれません。
これらの兆候を見逃さず、早めに対応することで急な出費を防ぐことができます。
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家電は私たちの生活を支える大切な存在です。計画的な買い替え資金の準備と日々のメンテナンスを行い、快適な暮らしを長く保ちましょう!

第30回「冬の結露対策と健康的な住環境」

冬の窓や壁に現れる「結露」。
見た目だけでなく、カビやダニの原因となり、健康や建材にも影響を与えます。
この記事では、結露の原因とその防止方法、さらに健康的な住環境を保つための
コツをご紹介します。
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結露が発生する原因とは?
結露は、暖かい空気が冷たい表面に触れたときに、
空気中の水分が水滴となって現れる現象です。
以下のような要因で発生しやすくなります
• 室内外の温度差
• 高湿度の室内(料理や加湿器など)
• 断熱性能の不足


結露を防ぐ3つのポイント
1. 湿度を適切に管理する
室内の湿度は40〜60%を目安に保つことが理想です。
以下の方法で湿度をコントロールできます。
•換気を徹底する
日中に窓を開けて空気を入れ替え、室内の湿気を外に逃がしましょう。
キッチンや浴室では換気扇を活用して、湿気をこまめに排出します。
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•除湿器や調湿アイテムの活用
除湿機を使用するだけでなく、珪藻土や木炭など調湿効果のあるアイテムを取り入れるのもおすすめです。
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2. 断熱性能を高める
•二重窓や断熱フィルムの設置
窓ガラスを二重構造にするか、断熱フィルムを貼ることで窓の表面温度を上げ、結露を防ぎます。
•カーテンの見直し
厚手のカーテンの使用で、冷気の侵入を防ぎつつ窓の冷えを抑えられます。
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3. 室内の温度を一定に保つ
•暖房器具の効果的な使い方
部屋全体を均一に温めることで、温度差を減らし、結露の発生を抑えることができます。
床暖房や蓄熱式暖房を使用するのも良い方法です。
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健康的な住環境を保つために
結露が引き起こすカビやダニは、アレルギーや喘息の原因になることがあります。そのため、次の点にも注意しましょう
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1.結露を見つけたらすぐ拭き取る
濡れた布やタオルで拭き取り、乾いた布で仕上げるとカビの発生を防げます。
2.カビ防止剤の使用
壁や窓枠にカビ防止剤をスプレーして、未然に対策をしておくと安心です。
3.家具の配置に工夫を
壁と家具の間に少し隙間を作り、空気の通り道を確保することで湿気がたまりにくくなります。

冬の結露は、住宅の断熱性能や湿度管理を見直すことで効果的に防ぐことができます。また、こまめな掃除や換気を心がけることで、
健康的で快適な住環境を維持することができます。

空間×工務店では、断熱リフォームや窓の交換工事など、結露対策に関するご相談も承っております。
この冬、結露知らずの快適な住まいを目指してみませんか?
お気軽にお問い合わせください!
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第29回「年末大掃除で気を付けたいメンテナンスポイント」

年末の大掃除は、家の中をきれいにする絶好の機会です。
特に木造住宅では、普段見逃しがちなメンテナンス箇所をこの機会にしっかりチェックしておくと、家を長持ちさせることができます。
ここでは、年末の大掃除で押さえておきたいメンテナンスポイントをご紹介します。
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1.外壁と屋根のチェック
外壁や屋根は、風雨や紫外線によって少しずつダメージを受けています。ひび割れや汚れが目立つ場合は、早めに対策を取ることが重要です。特に冬の厳しい気候に備え、外壁の塗装や屋根の補修が必要か確認しましょう。
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2.窓まわりの点検
冬は窓の結露が発生しやすい時期です。結露を放置すると、カビや木材の劣化につながるため、こまめな掃除が必要です。また、窓のパッキン部分が劣化していないかもチェックして、冷気が入り込まないようにしましょう。
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3.排水溝や雨どいの掃除
落ち葉などで詰まった排水溝や雨どいは、雨水がうまく流れず、家の基礎部分にダメージを与えることがあります。水が流れやすいように、しっかりと掃除しておくことが大切です。
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4.暖房機器の点検
冬は暖房を使う頻度が増えるため、エアコンやストーブのフィルター掃除や点検を忘れずに行いましょう。安全に快適に使用するためにも、年末のこの時期にしっかり確認しておくと安心です。
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家を長く快適に保つために、年末の大掃除でこれらのポイントをしっかり押さえてください。
空間×工務店では、定期的なメンテナンスや修繕も承っております。
家のことでお困りの際は、ぜひご相談ください。

第28回「群馬の四季を楽しむ家づくり」

私は生まれ育った群馬が本当に素敵な場所だと感じています。

特に自然が豊かで、四季折々に移り変わる風景はいつ見ても感動します。
夏は青々とした山々、秋には紅葉、冬は雪景色、そして春には新緑が広がり、どの季節も心を和ませてくれます。
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私たち空間×工務店では、群馬の四季を存分に楽しめる家づくりを提案しています。

1. 四季の風を取り込む「風通しの良い設計」
群馬の夏の湿気や冬の乾燥に対応するため、風通しの良い設計が重要です。窓の配置を工夫して夏は風を通し、冬は暖かさを逃がさない家づくりを行います。
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2. 窓のデザインで景色を楽しむ
群馬の山々や自然の景観は、どの季節でも魅力的です。そこで、窓の位置や大きさにこだわることで、家にいながら四季折々の景色を楽しむことができます。例えば、リビングに大きな南向きの窓を設置すれば、冬の暖かい日差しをたっぷり取り込めますし、秋には赤く染まった山々を眺めながらゆったりと過ごすことができます。
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3. ウッドデッキや庭の活用
ウッドデッキや庭を活かして、春には新緑、夏には家族でアウトドアを楽しむことができます。四季折々の植物を植えることで、季節の移ろいを日常に取り入れましょう。
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4. 自然素材を使った内装
群馬の自然に調和する家を目指すなら、内装にも自然素材を使うことが効果的です。無垢材や漆喰など、呼吸する素材を使うことで、四季を通して家の中が快適な環境に保たれます。また、自然素材は見た目にも温かみがあり、四季の変化に合わせて室内の雰囲気も変わるのが特徴です。
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5. 季節に応じたエネルギー効率
エコで快適な暮らしを目指す上で、季節ごとにエネルギー効率を考えることは大切です。夏は自然の風を取り入れ、冬は断熱性能を高めた設計にすることで、光熱費を抑えながら快適な暮らしが実現できます。太陽光パネルや高性能な窓、断熱材の活用は、四季を通じた暮らしやすさを支えます。
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四季を感じながら、家族と過ごす時間を豊かにする家づくりに興味がある方は、ぜひご相談ください。空間×工務店では、群馬の自然と調和する家づくりをお手伝いします。

第27回「実は知らない?木造住宅の防音効果」

こんにちは!いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、木造住宅にお住まいの方やご検討中の方にぜひ知っていただきたい、
意外な防音性能についてお話しします。
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多くの方が「木造住宅は防音性が低い」と思い込んでいるかもしれませんが、
実は木造住宅には独自の防音性能があることをご存知でしょうか?

今日は、木造住宅が持つ意外な防音効果と、快適な居住環境を保つための工夫について
ご紹介します。
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1. 木造住宅の防音特性とは?
木材には、実は優れた防音性能があります。その理由は、木材が持つ「音の吸収性」にあります。木材は音波を吸収し、反響を抑える特性があります。これにより、室内の音が外に漏れにくく、また外からの騒音も減少します。具体的には、木材の繊維が音波を分散させ、音の伝播を抑える効果があります。


2. 木造住宅の防音性能を高める方法
木造住宅の防音性能をさらに向上させるためには、以下のような工夫が役立ちます。
•遮音材の使用: 木材自体の防音性能を強化するために、壁の内部に遮音材を
追加するのが効果的です。
例えば、グラスウールやロックウールなどの吸音材を使用することで、音の漏れを防ぎ、室内の音質を改善できます。
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•二重壁や隔音層の設置: 壁を二重にすることで、防音効果を高めることができます。また、壁の中に空気層を設けることで、音の伝わりを抑えることができます。これにより、家全体の静音性が向上します。

•ドアや窓の防音対策: ドアや窓からの音漏れも防ぐために、防音シールやガラスの交換が有効です。
特に、二重窓や三重窓を設置することで、外部の騒音を大幅に減少させることができます。
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•床の防音対策:仕上げのフローロング材の下に石膏ボードを1枚敷くだけでも下階への防音対策につながります。
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3. 木造住宅の防音性を活かす設計のポイント
設計段階で防音を考慮することも重要です。以下のポイントに注意してみましょう。

•部屋の配置: 音を発する機器や部屋(例えば、リビングやオーディオルーム)を、静かな部屋(寝室や書斎)から距離を置くように配置することで、音の伝播を最小限に抑えることができます。
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•素材の選定: 床や壁に使用する素材の選定も、防音に影響します。例えば、厚手のカーペットや防音性の高い床材を選ぶことで、音の反響を抑えることができます。

•音響設計の工夫: 音が響きやすい場所(例えば、大きなリビングやオープンなダイニング)には、吸音パネルやカーテンを設置することで、室内の音の質を改善することができます。

一言に"防音対策"と言っても様々です。各メーカーや工務店により千差万別、工夫を凝らして対策しています。まずは専門家(家つくりのプロ)に相談しましょう。
空間×工務店では豊富な知識と経験からその家に合った対策方法をアドバイスさせて頂いております。
お気軽にご相談ください。

第26回「夏の光熱費を賢く節約」

こんにちは。
連日の猛暑、皆さんいかがお過ごしですか?

昨今の電気代高騰で、
エアコンの電気代も気になりますよね・・・。。
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夏のエアコン代は家計にとって大きな負担ですが、
実は、工夫次第で光熱費を抑えつつも快適に過ごすことができます。
今回は、夏の光熱費を節約するための実践的な方法をいくつかご紹介したいと思います。


1. エアコンを効率よく使う
エアコンの設定温度は28度が目安です。設定温度を1度上げるだけで、消費電力を約10%節約できます。また、エアコンのフィルターが汚れていると効率が落ちるため、2週間に1回程度の掃除をお勧めします。これにより、冷房効率が向上し、余計な電力消費を防げます。
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2. 断熱対策で涼しさを保つ
家全体の断熱性能を高めることで、室内の冷気を逃がさず、外からの熱を遮断できます。具体的には、窓ガラスに断熱シートを貼ることで熱の出入りを減らし、遮熱カーテンを使用して日射熱を反射させると、室温の上昇を抑える効果があります。
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3. 自然の風を活用する通風計画
エアコンに頼りすぎず、自然の風を取り入れることも重要です。対角線上にある窓を開けることで、風が通り抜け、効率的な換気が可能になります。また、夜間の冷気を利用して室内を冷やし、朝の涼しさを保つことで、日中のエアコン使用を抑えることができます。
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4. 冷却アイテムを併用する
冷感素材の寝具やラグは、体感温度を下げる効果があり、エアコンの設定温度を少し高めにしても快適に過ごせます。また、扇風機やサーキュレーターを併用して冷気を効率よく循環させると、エアコンの消費電力を抑えることができます。
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5. 植栽で日差しを遮る
家の周りに植栽を取り入れることで、自然な日陰を作り、家全体の温度上昇を防げます。特に、朝顔やゴーヤなどを使ったグリーンカーテンは、窓辺で直射日光を遮り、室内温度を効果的に下げることができます。さらに、見た目も涼しげで、エコな暮らしを演出します。
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夏の光熱費を節約するためには、エアコンの使い方や断熱対策に加えて、家全体での工夫が必要です。
私たち"空間×工務店"では、お客様が快適に、そして経済的に暮らせるよう、専門的なアドバイスやサポートを提供しております。これからも、住まいづくりのプロとして、役立つ情報を発信してまいりますので、ぜひ参考にしてみてください。

今年もこの暑さはいつまで続くんでしょう?
私は冷感素材の寝具とガ○ガ○君で体感温度下げてますw
皆さん色んな工夫で残暑を乗り切りましょう!?