第20回「新築住宅の防犯対策の重要性」について

憧れの一戸建住宅!!
アパートなどの集合住宅に比べ部屋も広くて日当たりもよく、
隣室などに対して騒音を気にしなくていいとファミリー層を
中心に圧倒的に人気があります。

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しかし、セキュリティ面ではどうでしょう?
マンションに比べると防犯面に不安を感じる方も
いるのではないでしょうか?

そこで今回は防犯のお話を。

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戸建て住宅に安心して住むには、どんな防犯対策をすればよいのでしょうか?
間取りや導線だけでなく、建てる前から防犯対策も意識しましょう!!

泥棒がお家に侵入しようとした場合、5分以内に侵入できないと約7割が諦めるそうです。
ということは5分以内に侵入できない家は、泥棒や空き巣被害に遭う確率の低い家と言えます。

また泥棒は必ずと言っていいほど事前に現場の下見をします。
そのため「狙わせない」「侵入させない」が肝心!!
"侵入防止4原則"を理解し、防犯対策に役立てましょう。

1.目(人の目につく)
2.光(明るく照らされる)
3.音(警報音など大きな音による威嚇)
4.時間(侵入に5分以上かかること)

この4点を意識することで空き巣の被害はグンっと下がります。

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具体的には、泥棒の侵入経路をなくし「人目を避け、隠れやすそうな場所や死角」がないかを確認することが大切です。
犯罪者が身を隠しやすい建物や公園、死角の多い袋小路にある土地など、
場所によっては空き巣被害に遭いやすい環境であることもあり得ますので、
土地を購入する前に何度も現場見学に行きましょう。

曜日を変え、時間帯を変えて周囲の様子を観察しましょう。
平日と週末、昼と夜では見え方も様子も変わるものです。

また、家の中で最も侵入経路として使われやすい場所は「窓」です。
空き巣対策として窓の防犯対策は重要!!!
昨今のサッシは防犯性が高い仕様になっているので容易にガラスを割ったり
鍵を開けたりはしづらくなっていますが、死角になる位置に
入りやすい窓があっては不用心・・・。

窓を割り、錠を解除して侵入される可能性を下げるためにもチェックが必要です。
見通しが悪く、泥棒が侵入しやすい場所に窓を設置しないよう、窓の配置にも気を配り
近くに侵入しやすくなる足場などがないか、また侵入しやすい大きさでないかを
考慮しながら設置しましょう。

他にも隣地境界のフェンスを見通しの良いものにするのもいいでしょう。
特に講師が細かく縦の格子ですと、手でつかみにくく、よじ登って
侵入されにくくなりますし、身を隠す場所がないので防犯対策として効果的です。

敷地内の砂利を踏むと音が鳴る"防犯砂利"にするのもおすすめです。
その他にもセンサー式の外灯の設置などホームセンターなどで安価で
そろえることのできる"泥棒が嫌うアイテム"を上手に用い、
防犯対策を行いましょう。

玄関は窓に次いで泥棒が侵入しやすい場所です。防犯対策としては
二重に施錠できるタイプのものにすることが有効です。
更に一個のクレセントは着脱できるものがいいでしょう。
万が一、手を入れられてもクレセントが外れていれば開錠できません。

カギを二重にロックすることで、泥棒がピッキングに時間がかかる為
諦める可能性が高くなります。

上記のように防犯対策をしっかり行っても、泥棒や空き巣を100%防げるとは言い切れません。
しかし、被害に遭う確率を減らせることは可能です。
「案ずるより産むが易し」対策に勝る防犯はありません。

窓の位置、玄関ドア、フェンスなどは後から変えようと思っても
簡単に変えることはできません。
家を建てる際には防犯を意識して、計画的に防犯効果の高い
設備を整えておくことが防犯の第一歩になります。

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